完成イメージ

tinto*tinto

2010年03月09日 23:28

日本全国、春の寒波に見舞われているようですが、
沖縄でもしとしと雨の寒い1日。

そんな雨の中、職人さんたちは、せっせと作業を続けてくれている。

その建物について、そういえば、地鎮祭やら建築現場などの様子をアップするだけで、
そもそも何してるのか、どんな建物になるのか、何もご紹介してなかったので少しご紹介。

これは、基本設計が概ね固まってから、この設計の通りに、本設計に入っていくか
どうか決める時点で造ってもらった完成のイメージ模型。

手前の棟が客室、左半分がカフェルーム、右奥半分が我々の母屋という構造。



2階建てに見えるけど、前後の棟で高低差を付けた建物なんです。

平面で見ているのを立体で見るとやっぱり、おおおぉぉーって感じになる。
これを見てしまうと、やっぱやめます、なんて言えない(笑)。
もちろん、気に入らないトコなどドコもなかったので、そのままお願いした。

実はこの土地は三角形で、使い勝手が抜群!というほどの土地でもなかった
んだけど、あれもこれもとお願いして、いくつもの希望を叶えてもらった。

まずは、お客様にお泊まり頂くお部屋。
現在、マチャン・マチャンは離れコテージ風の4室で運営しているけど、
その5室目というイメージではありながら、建築、企画、運営、経営を全て
我々若夫婦で行う別の新たな姉妹宿として、現宿とは少しスタイルも変えて開業する。

何年後かには、5室を1つの経営に統合していく予定なので、
この別々の姉妹宿方式でやれる何年かは、お互いに切磋琢磨、相乗効果で
楽しく元気な場所を作れればいいなと。

こちらは、新たに作る、お客様のお部屋のイメージ。
(レイアウトなどは少し変更がありますが概ねこんな感じ)



現宿の琉球ビーグの和室8畳から1まわり大きい和洋室タイプに。
ベッドで寝たいけど、和室でもくつろぎたい、という方もご満足できると思うし、
我々も8ヶ月のベイビーがいて、幼児のご宿泊も可能なようにしようと
考えているので、和室でゴロゴロがやっぱりいいのかなと。

また、海を望めるデッキと芝生のお庭も設け、デッキで海風を受けながら
ゆっくりしたり、バーベキューをしたり、徒歩数分のウッパマビーチから
帰ってきてすぐに庭でシャワーを浴びられたり。

そして、こちらは、お客様のお部屋のパウダールーム。



パウダールームはマチャン・マチャンと同様、天井から明るい光が注ぎ、
お風呂場にも大きな窓を設けて、おそらく湯船につかりながら海が見れるようになる。

やっぱり夏でも湯船にはつかりたいという方にもご満足いただけるし、
部屋の内側に設置してあることの多い水回りを外向きに配置することで
広々と明るい開放感を味わって頂くことができると思う。

あと、お客様のお部屋の裏側には、お食事を提供するカフェルーム。
イメージの絵は無いけど、外から上る階段を設け、2階のテラス席もご用意。
きっと海が一望できるようになることを信じて作ってみた。
少し運営に慣れてきたら、ここで、雑貨を置いたカフェなんかもやりたいなぁ~と、
勝手に想像。


あとは、我々若夫婦の母屋イメージ。
これから増えていき、育っていくであろうチビっ子たちのことも考慮して、
無いスペースと限られた予算の範囲内で、何度も何度も意見をすり合わせしながら、
ようやく1つの案にたどり着いた。



右側のカフェ兼自宅のキッチンから、自宅側にもお料理をサーブできるように
小窓と引戸を設けた。
畳スペースの左側、子供が手すりに腕をのせて下をのぞいているところは、
少し高く中2階にしていて、大き目にとった窓からは海が望めるように。

こんなに僕らの夢と希望を詰め込んだ、
絵を描いてくれて、模型を作ってもらった設計士さんに感謝。
そして今、その設計図と模型通りに建築が進んでいる。

今日、懸案だった、購入した土地の本登記と、銀行からの希望額の融資も、
正式に決まることになった。

これで一安心といったところ。
あとはこの流れにのって淡々と進めるだけ。
今まで、いろんな方々に支えてもらったことを感謝感謝。

これから建築もまだまだ、さらに宿オープンまでには
まだまだすることは山積みだけど、まだまだしきれない感謝を
しながら、夫婦と8ヶ月になる息子ともども前に進んで行きたいと思う。

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