コバテイシの嫁入り

tinto*tinto

2010年05月31日 00:38

沖縄の暑い強い日差しを遮り大きな木陰を作ってくれることで、
沖縄では古来から重宝されてきたコバテイシの木。

先日、思い出深いコバテイシの木の移植、嫁入りを作業をしてもらった。



建築中の新居兼宿の門の目の前かつマチャン・マチャンからのアプローチができる予定の場所なので、
これからどんどん大きく成長して枝と葉っぱが横に広く伸びてくるだろうからと、早めに植え替え。



5年前にもマチャン・マチャンの芝生を張っていただいたプロに登場して頂き、朝からせっせと
掘り出し作業。後ろで職人さん達が琉球石灰岩を壁にコツコツと積み上げている前で、丁寧に
丁寧に、周りを掘っていく。



きれいに丸く根に土がくっついた状態で取りだすのはなかなか難しい作業らしい。
取りだした後に、根っこと周りの土をまとめる根巻き。
植木職人、庭職人にとっては基本の「き」の作業らしい。
これは素人にはできないなぁ・・・


コバテイシを2本抜いた後は、どこかスッキリとした感じ。
石灰岩の壁がよく見えるように。



そして、軽トラの荷台に積み、数Km離れた嫁入り先へ。
この小さめのまだ子供のコバテイシでもバカにできない重さ・・・
軽トラまでの移動、積み下ろし、移動中は荷台に乗って、風圧を受けるコバテイシが倒れないように
全身で2本の木を支える、などなど、何と辛いことか。

特にメインの作業は何もしてないんだけど、翌日はもちろん筋肉痛・・・



嫁入り先は、うちよりはるかに海がよく見える素晴らしいとこ。
冬の北風は少し強いけど、いっぱい太陽を浴びてスクスク強く育つのだぞ!

ご協力頂いた皆様、お疲れさま&ありがとうございました!

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 沖縄の宿 マチャン・マチャン
 沖縄いちゃりばちょ~で~移住記

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