虹のかけら

tinto*tinto

2010年06月04日 23:48

宿とおうち作りの方は、だいぶ外回りの作業に入っていて、その作業の工程で必要と
なる“あるもの”を買いに、琉球ガラスの人気スポット『森のガラス館』に、沖縄に来て
4年にして、意外にも初めて訪れる。



グラスなどの宿で使う雑貨類は、自分たちが気に入った県内の作家さんのものを、
できる限り直接お会いしてから買いたいと思っているので、森のガラス館さんでは、
グラス類ではなく、ある重要なものを買いに。



店内を物色すること数分、目的のものが見つかりました。
琉球ガラスの作品を作る時に出る、ガラスの破片の角をとったきれいなかけら『虹のかけら』。



いろんな色を使う琉球ガラスだから、小さいかけらが集まるとこれがとってもきれい。
mm単位の小さいかけらから、1㎝くらいの大き目のかけらまで、200gと500gで袋詰め
されて売っている。



実は、このかけらを、宿の門に入るまでのアプローチと、お客様のお部屋に続く飛び石に、
コンクリートを流し込むと同時に、アクセントとして撒くのです。

お店に陳列されているもので、一番大き目のものを買って帰り、既にマチャン・マチャンの
お庭の道で前例があるので比べてみると少し小ぶりでしかも量が少ない。

急遽、森のガラス館さんにお電話してご協力してもらい、販売の袋詰めを待っている
在庫のかけら達がいっぱい入った大きなバケツを見せてもらって、自分たちで大きさや
色合いなどを選ばせてもらうことに。



ザックザックとスコップを使って、グレーのコンクリートの道に鮮やかな色が際立つ
ように、色の濃いもの、少し平らなもの、そして大きさは1.5cm~2cmくらいの大き目
のものを厳選してピックアップしていく。



颯汰も一緒にキャッキャ言いながらガラスを物色。
ちゃんと角をとってあるので危なくないですよ~と店員さん。


透明なものは、コンクリートと一体化してしまい、色的にはあまり意味をなさないため、
色の付いたものだけを選びに選んで、約2~3kg分、特別に譲って頂きました。

これを、どんな風に道に撒いたのか、どんなふうにガラスを浮き上がらせるのかは、
また次回の記事にて。

その作業もさすが職人技!といった感じの美技でしたよ。
乞うご期待!

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 沖縄の宿 マチャン・マチャン
 沖縄いちゃりばちょ~で~移住記

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