沖縄のひとつ宿 tinto*tinto （ティント・ティント）～天と空～

2012年度が始まり2週目。

それぞれに新しい春が訪れ、
それぞれが初々しい日々をお迎えのことでしょう。

本土では先週末から週明けにかけて桜が満開だったようで、
桜と入園式、入学式ってのはやはりイイですね～。

ソメイヨシノの無い沖縄からはうらやましい限り。

東京や那覇で会社勤めしていた頃は、
年度始めは1つの区切りで、
さぁ今年もやるぞ～みたいな雰囲気だったけど、

沖縄今帰仁の地で家族でこの仕事を始めてからは、
桜も咲かなければ、会計年度も1~12月、組織でも無いので、
特に何か区切りのようなことなどは何もないのだけど、
今年は少し様子が違う。

むすこ颯汰（そうた）2歳9ヶ月、
この4月からついに保育園に通うことになったのです。



と、まあ、傍から見れば、
なんてことない4月のよくあるイベントなのですが、
うちにとっては、イベントというより、
かなり大きな“インシデント”なのです！

2009年の7月に誕生し、自宅と宿の設計・建築を同時進行し、
2010年の8月に建築終了、11月に開業、
翌2011年11月に1周年を迎え、今、開業から約1年半。

要するに、建築、開業、営業と、
おぎゃーと生まれてハイハイ、ヨチヨチ、
チョロチョロ、ドタバタ、ギャーギャー言う子どもと一緒に、
仕事も遊びも常に全てを家族3人離れることなく歩んできたわけです。

もちろん楽しくもあり苦労もあったけど、
それが「大変だったなぁ～」ということを言いたいわけではなく、
保育園にはもちろん、知り合いにも、親類にも、
そして隣にいる“じぃじばぁばん”にすらも預かってもらったこともなく、
何をするにもずーーーーと3人一緒で歩んできた、ということ。

その3人のうちの1人が、この春から、1日の一定時間、
私たちの目の届く範囲からいなくなるのだ。

うーん！これは明らかに事件です！

色んなことや色んな思いがありすぎて、
とても1回の記事でまとめきれず、
これから何回かにわけて連載しちゃいま～す。

祝ご入園記念緊急連載です。
第1回目はこんなところで。

次回は、『まさに杞憂』。
お楽しみに～！（って誰もいないか）

【祝ご入園連載】
①これは事件です！
②まさに杞憂です！
③これが断腸の思い！
④子育てしながらもてなすということ
⑤息子がくれた時間とこれから

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